2026 vol.15 G&U 16 特集 道路陥没事故と管きょ・マンホールのメンテナビリティ 公益社団法人日本下水道管路管理業協会 常務理事 北村隆光氏 令和7年1月28日に埼玉県八潮市で発生 した道路陥没事故を受けて、国土交通省は 同年3月18日、下水道事業主体に「全国 特別重点調査」の実施を通達しました。同 様の事故を未然に防ぐため、老朽化が懸念 される約5000kmの大口径下水道管路の 安全性を全国規模で点検・確認する緊急要 請です。この重点調査に取り組む中で見え てきた課題や、その解決に向けた方策、さ らに将来的な下水道管路管理のあり方など を、公益社団法人 日本下水道管路管理業 協会(管路協)の北村隆光常務理事に伺い ました。 初の重点調査で見えてきた課題 ―全国特別重点調査の現場では今も、多く の協会会員の方々が作業を行われています。 初めてとなる大口径管路の全国調査の過程で 見えてきた課題を教えてください。 危険を冒してまで作業を行うわけにはいき ませんから、何を置いても「安全を第一に進 めてほしい」と、国にも会員さんにも強くお 願いしています。国の中間報告(令和7年9 月時点)では調査困難箇所が報告されていま すが、それらを今後、いかに安全にクリアし ていくかが大きな課題だと考えます。 調査が困難というのは、水位が高い、流れ が速い、有毒ガスが発生しやすいといった場 所ですから、従来の方法や既存の技術だけで は対応が難しいことも考えられます。人が直 接入らなくても、精度よく状態を把握できる 管き取ょり全と 組国マ む特中別で重見点え調て査きにた ンホール蓋の課 題
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